ドイツに住んだことのある方なら知っているかと思いますが、ドイツでは「何々な人手を挙げて」というとき、「指を挙げて」と言います。
これは、手の平を相手に向けて高く挙げることが、ナチス時代でヒットラーを崇めるときの手の形を想像させ、過去のナチスの行いを深く反省しているドイツ人が避けている為です。
なので、人差し指を挙げます。
ピンと伸ばしている人もいれば、力なく折れ曲がってる人も居ます。
私は折れ曲がってるタイプ。
レストランでウェイターを呼ぶときも人差し指を挙げます。
とにかく、手を挙げる 、ではなく、指を挙げる。
こんなに心に深く、自国の過去の行いと向き合っているドイツ。
それ故に 、ドイツを頼って助けを請う移民難民達を無視できない。
無視する権利は無いと思っている。
凄いことだと、私は思います。
思いますが、
国から州からお金を貰って生活してる移民難民。
彼らは働かなくても、正式に難民指定されれば就労義務が無いのです。
もちろん彼らには、命の危険があって自国を去らなくてはいけない理由があるのですが。
でも。
でも。
彼らの為に働いてるといっても過言ではないドイツ人。
大都市に住むドイツの友人は、催涙スプレーを持たないと、犬の散歩も出来ないと言ってます。
治安はどんどん悪くなっています。
今現在生きるドイツ人には重すぎる枷なのではないかと、今現在生きる日本人の私は思ってしまいます。
十分な償いとはいつ、果たされるのでしょうか。
「未来永劫償い続けろ!」
という人が多い中、
「もう十分償ったよ」
という人が多く出てくるまで、この国の人たちは耐え続けるのだろうか。