ドイツのArzneitee (薬茶) その一 「 Erkältungstee (風邪茶)」
Arzneitee (アルツナイテー) とはハーブティーであり、薬用のお茶のことです。
私がドイツ人家庭にホームステイさせて頂いた頃、何か体の調子が良く無いと訴えると、奥さんがお茶ばかり持ってきました。
私 「風邪ひいたみたい」
奥さん「じゃ、Erkältungstee (エアケルトゥングステー)飲みなさい」
私 「何それ、不味そう。臭いし」
奥さん 「いいから飲みなさい」
私 「はーい。(日本から風邪薬持ってきてるんだけどな〜)」
まぁ実際、鼻も詰まってたし、舌も馬鹿になってたから味はあまり気にならなかったのですが。
でも冷めたら不味い。
口に残る苦味と何か甘み。
ちょっと酸っぱいし。
でもね、私の体に合っていたのか、翌日には鼻水の色が変わり、喉の痛みも無くなり、程なくして治りました。
普段病気になりにくい私は、一旦風邪をひくと何時も完治するまで一週間くらいかかってしまうのです。
ほんの2日で良くなるなんて。
その日から、私は風邪をひけばこのErkältungsteeを飲んでました。
このお茶は残念ながら、ドイツから通販で買えなくて。
なので私はドイツ人の友人に送ってもらったり、ドイツへ旅行に行く生徒さんに買ってきてもらったりしてます。
ドイツではどの薬局で買えます。最近はスーパーでも売ってるそうです。
今や日本もドイツに負けない健康ブームなので、お土産に喜ばれると思いますよ。
んで、数々ある Arzneitee を徐々に紹介していきます。
今日は「Erkältungstee 」
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以下日本語訳
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表面
注意: 光が当たるとことか湿気の多いところに置いておかないでね〜。
これただのお茶じゃなくて薬だよ、こどもに触らせちゃだめよ〜。
会社の住所
裏面
作用物質: 100グラムあたり、ニワトコの花30g、タイム20g、ヤナギの樹皮20g。
その他成分: アニス5g、キイチゴの花5g、ビタースフェンネル5g、ローズヒップ5g、ジャコウソウ5g、カンゾウの根5g。
適正量と煎れ方: ティーパックに沸騰した水約150mlを注ぎ、蓋をして10分待った後、ティーパックを取り除きます。特に医師に止められていないようであれば、毎日何度か淹れたてのものを飲んでね〜。